理化学グループでは、食品表示に関わる栄養成分分析、食品添加物、油脂の劣化の指標となる酸価や過酸化物価など、様々な試験を行っています。私は主に栄養成分を担当しており、義務表示に関わる栄養成分5項目(水分・たんぱく質・脂質・灰分・ナトリウム)や推奨表示である食物繊維などの試験に携わっています。
栄養成分検査は表示義務化や健康志向の高まりから検体数が増加しており、検査室では自動分析機器の導入や新しい検査方法の導入のなど、様々な改革に取り組んでいます。また社員は分析だけでなく、試験の進捗状況の管理も重要な仕事です。検査室全体の効率を考えてスケジュールを細かく組み、全項目の試験が定時内に終わるように管理しています。
毎日検体数や検査員の人数が異なるので調整が大変ですが、その分やりがいのある仕事です。
私は新卒でこの会社に入って13年目になりますが、この会社を選んだ理由は遠い昔すぎて正直覚えていません。ただ検査を仕事にしたくて選んだのだと思います。
希望かなって入社以来ずっと検査部に所属していますが、最近は残業時間の管理も厳しくなっており、社員は毎日のルーチン業務と新しい検査の検討などの改善業務をこなしながら、時間の効率化も常に求められるという厳しい仕事です。ただ、それでもおススメしたいこの職場の良いところは、検査員が皆仕事に前向きであるところと、素直で明るいところです。
仕事は楽しいことばかりではないし、好きな検査だけやっていられるわけでもない。でも困難も前向きに捉え、厳しい変化にも柔軟に対応できる、そういう雰囲気のあるこの職場はなかなか良いのではないかと思っています。
その日の連絡事項や、試験担当の割振りの説明を行います。
試験結果が妥当かどうか成分表や過去値などからチェックを行います。その後、報告書を作成します。
その日に担当する試験の分析を始めます。社員は分析だけでなく、全項目の試験の進捗状況を管理します。
各試験項目の進捗状況を把握し、検査員の配置の調整を行います。
また昼礼のあと、翌日の試験担当の配置を決定します。
報告書の読み合わせによる最終チェックを行います。また午後に終了した試験結果のチェックを行います。