品質保証部 葉武様(左)とBMLフード・サイエンス担当(右)
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社様
所在地 |
神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目4番5号 横浜アイマークプレイス |
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従業員数 |
約907名(2023年3月31日現在/連結) |
創立年月日 |
1970年7月4日 |
主な事業内容 |
主にフライドチキンの製造販売。ケンタッキーフライドチキンレストラン運営 |
御社の事業と、食の安全への取り組みについて
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社は1970年に名古屋へ日本1号店を出店して以来、創業者であるカーネル・サンダースから受け継いだ、本当のおいしさをお届けし続けるため、店舗でひとつひとつ手づくりした「オリジナルチキン」を提供しています。最大の特徴は、ファストフード業界でありながら、セントラルキッチン方式を採用しておらず、全国1,200以上の店舗全てにおいて生のチキンから調理を行い、商品を提供していることです。このように「食」を提供し続けることで社会を支えていると自負しています。そのため、提供する商品は「安全・安心」でなければなりません。鶏の飼料から店舗での調理に至るまで、KFCは全ての工程を徹底した管理に日々取り組んでいます。
店舗ごとに手づくりする製品の品質維持のため、店舗監査や製品検査はかかせない
弊社のサービスを導入いただいたきっかけは
2005年頃、お客さまからのお申し出品の検査を貴社に依頼いたしました。その後、弊社品質保証部で行っていました検食の自社での検査を、15年前の2008年から貴社に依頼しはじめ、その後お客さまからいただくクレームで、体調不良のお申し出に関する調査を依頼するようになりました。
今では工場監査、店舗の外部監査、および衛生講習会、食品保存検査、腸内細菌検査等多岐に渡りお願いするようになっています。
当初は自主検査およびお客さまのお申し出品の調査をアウトソージングすることで業務の効率化を目的としておりましたが、長年弊社の調査をご担当いただくことで、弊社特有の店舗オペレーションやクレーム傾向を把握したうえで、調査及び分析していただけることが継続してお付き合いさせていただけているポイントと考えます。
検査の情報をもとに、お客さまに合わせた分析やアドバイスを提供している
弊社サービスの現在の活用について
貴社に店舗の外部監査を各店舗年間3回、また関連工場の監査も行っていただいております。工場においては10年以上監査していただいております。変更していく監査基準にも柔軟にご対応いただき、意図する指導を監査員さまが的確に理解しそれを工場指導していただける事が挙げられます。また店舗の外部監査も5年以上行っていただいている為、店舗で発生する問題、特にKFCならではの課題を理解していただいており、長年店舗オペレーションに沿った食品衛生に関する指導を行っていただいております。2年前から店舗従業員対象の衛生講習会にもご協力いただき店舗に寄り添った研修を行っていただいていることで、受講者にも好評で今後も継続できればと考えています。
お客様ごとの環境やオペレーションを踏まえた柔軟な対応は弊社サービスの特徴となっている
弊社に今後期待していることは
先にも記載しましたが、貴社とのお取引は店舗からのクレーム品の調査から始まったのですが、現在では工場・店舗の監査、講習会の開催食品保存検査、腸内細菌検査等KFCの衛生に関する大部分をご協力いただいております。時には無理なお願いをすることもございますが、お持ちの知見や豊富な人材で迅速にご対応いただいております。衛生管理を行う環境は変化していくと考えられますが、これからも新しい情報を的確に提供して頂きKFCビジネスの発展にご尽力いただきますようお願いいたします。
カーネル立像を中心に撮影
お客様のブランドを守るため、コンサルティング経験が豊富な人材によるチームでのサービス提供を行っている