BMLフード・サイエンスでは、食に関わる様々な企業が必要な衛生サポートサービスを幅広く提供しています。
今回は、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ様(以下むすびえ様)からのご依頼で、全国の子ども食堂ボランティアの皆様に向けて、衛生管理に関する「オンライン講習会・相談会」を2023年10月3日(火)に開催しました。この記事では、その内容と感想をご紹介します。
1.子ども食堂とむすびえ様について
子ども食堂とは、地域のボランティアや団体が運営し、子どもたちに無料や低価格で食事を提供する場所のことです。子どもたちに食の大切さや社会性を教えるだけでなく、貧困や孤立などの問題にも寄り添い、かつ地域交流の役割も果たしています。
むすびえ様は、日本全国にある子ども食堂のネットワークをつくり、子ども食堂の開設や運営に関する相談や研修、資金や物資の提供、情報発信や啓発活動などを支援しております。また、政府や自治体とも連携し、子ども食堂の社会的な認知度や評価を高めることにも努めています。
2.講習会・相談会の内容と参加者の声
(1)講習会
講習会では、飲食店の巡回点検や衛生指導を行っている現役の衛生コンサルタントである岩田さん、斎藤さん、野澤さんにお話しいただき、
- 食中毒の怖さ
- 手洗いの大切さ
- 微生物を「増やさない」「やっつける」等
子ども食堂で注意すべき衛生管理のポイントを分かりやすく解説いただきました。
(2)相談会
相談会では、
- 「コロナが落ち着いてきている今、どこまで消毒等をしなくてはいけないのか?」
- 「検食をとったり、納品記録はどこまでとったら良いのか。寄付品・寄贈品の管理は?」
- 「子ども食堂の運営に必須の資格は?」
など、子ども食堂特有の悩みについても質問が寄せられ、当日はチャットで活発な質問のやりとりもあり、時にはZOOMを通して参加者と直接言葉を交わしながら、衛生について一緒に考える等交流することもできました。
参加者からは、
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- 質疑応答にとても真摯に丁寧にお答えいただいていたのが印象的でした。食中毒事故を起こさず、安心して食べられる場として、ずっと継続していける場としてどうしたらよいか、皆が真剣に考えているんだなと感じてとてもうれしかった。
- 事前に寄せられた質問を分析してきちんと答えていて良かった。そうするともっと深く知りたくなるし、多面での質問も出てきて知りたくなった。何回も聞きたいテーマだと思う。
- 講師の先生方が熱心に分かりやすく説明してくださりありがとうございます。
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などの嬉しいお言葉をいただきました。
当社も食品衛生の知識や経験を、子ども食堂のボランティアの皆様・地域活動を行う皆様と共有し、社会貢献活動に関する講習会ができたこと、大変嬉しく思います。
ご参加いただいた皆様、また今回お声がけくださいました、むすびえの皆様、本当にありがとうございました。
3.おわりに
今回の講習会・相談会は、子ども食堂ボランティアの皆様に衛生管理の重要性や方法を伝えるだけでなく、私どもも、子ども食堂を支えるボランティアの皆様との交流や情報共有の機会にもなりました。
BMLフード・サイエンスでは、今後も食品衛生や衛生管理を日本全国に伝えていく為、様々な講習会を開催していきたいと思います。
講習会のご依頼をお待ちしております。ご依頼に関しては、お問い合わせフォームよりお願いいたします。
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