担当業務 |
食品工場向けコンサルティングサービス |
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入社年次 |
2023年度 |
最終学歴 |
生物工学科 |
2回の転職を経て、自身の軸となる食・教育・改善に関連する企業を探し、BMLフード・サイエンスに入社。現在は食品工場の監査業務を担当している。食べることも料理することも好きで、ストレス解消法はホームパーティを開き、メニュー構成を考え調理に没頭すること、友人をもてなすこと。
転職理由やBMLフード・サイエンスを選んだ理由
食べることが好きだったこともあって、新卒で製パンメーカーに入社して13年間、品質管理や品質保証の仕事を担当してきました。その後、興味があった教育分野にチャレンジしようと保育士の資格を取り、児童発達支援施設で1年半勤務をしました。教育の仕事は楽しかったのですが、前職で改善活動が染みついていた私にとって、現状を変えることに積極的ではない職場に閉塞感を感じてしまい、改めて自分の軸を考えなおした結果、食・教育・改善というキーワードに当てはまるBMLフード・サイエンスに出会いました。これまでに経験したことが無い仕事でしたが、面接の中で社長から「食べることが好きだということが一番当社に合っている」と仰っていただいたこともあり、入社を決意しました。
現在の仕事について
現在は工場監査業務を主に担当しています。工場監査では監査対象先の食品工場に訪問して、監査基準に照らして製造状況を確認しています。監査ではオープニングの挨拶から、製造現場や記録帳票類の確認、担当者へのヒアリング、監査結果の判断を全て一人で行うことも多く、自由度が高い一方で責任も重大です。1年経験してようやく慣れてきましたが、工場の方から正確な情報を聞き出すための「聞く力」や、場を和ます「雑談力」の必要性を感じています。
また、最近ではお客さまの窓口業務を少しずつですが任せてもらえるようになりました。監査基準の変更や監査対象先について定期的にお客さまと確認し、社内へ共有しています。
実際に入社してみて
週に3~4日は工場にお伺いしていますし、工場は全国各地にあるため、入社当初は出張の多さに驚きました。現在はだんだんと慣れてきて移動も苦ではなくなり、出張先でのご飯や現地の人との出会いを楽しめるようになってきました。今までで最も遠い出張先だった新潟では、お寿司と日本酒を楽しんでいたところ、隣の席の方ともお話ができ、一期一会を楽しむこともありました。
それから、なかなかチームメンバーと会う機会も少ないのですが、ZOOMを介して全社朝礼をしたり、そこでチームメンバーの紹介を行ったりしているからか、社員の皆さんが入社したての頃から気さくに話しかけてくれるので安心できました。
やりがいを感じたこと
監査の中で工場の方にお伝えするアドバイスがお役にたった瞬間は特にやりがいを感じています。例えばある工場では、アレルゲン食材が食品棚の上段に置かれていたため、置き場所の変更を提案したところ、工場の方から「今まで気付かなかったけど、簡単にできることだからすぐやりたい」と喜んで頂きました。
また、前職でも現場で書きやすい記録帳票を意識していたので、実際の運用をイメージしてアドバイスをお伝えすることを心掛けています。監査先で作成されていた資料に対して、実運用面を考えて記入の手間が減る提案をして感謝されたことも嬉しかったですね。
一方、この仕事では監査先の製造品目や製造環境が様々ですので、どのようなアドバイスが適切なのかを判断するために経験が必要です。その点ではまだまだ経験が足りず苦労していますが、これからも多くの経験を積み、同僚とも情報交換することで知識を補っていきたいと思っています。
今後やってみたいこと
まず、新しく任せてもらえることになったお客さまの窓口をしっかり対応し、そのうえで認証取得のコンサルティング業務にもチャレンジしたいと思っています。
通常1日~2日間で行う監査では時間も限られるため、お客さまの実態に合わせたアドバイスにも限界があると感じています。より長期間で行うコンサルティング業務にもチャレンジし、もっとお客さまのお役にたてるコンサルタントを目指していきたいです。
※内容は取材時のものです