担当業務 |
生活雑貨品質コンサルティングサービス |
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入社年次 |
2014年度 |
最終学歴 |
理工学研究科 |
検査の仕事を志望してBMLフード・サイエンスへ新卒で入社。インタビューでは、入社当時の希望と異なる生活雑貨品質コンサルティング部門でのキャリアを振り返り、「その時に応じた様々な仕事を“自身の経験のため”と前向きに取り組んできたことで新たな発見があり、今の自分を作っているんです」と明るく話をしてくれた。
BMLフード・サイエンスへの入社理由
大学では遺伝子組み換え大腸菌の培養と、大腸菌が生産するたんぱく質の抽出・分析に取り組んでおり、実験操作が好きだったので、検査職を志望し、就職活動に取り組みました。
製薬メーカーや化学メーカー、食品メーカーの品質管理を中心に就職活動をしていた中で就職サイトの検索でヒットして、微生物検査も理化学検査も取り組んでいるという点に惹かれてBMLフード・サイエンスに応募をしました。
実際に入社してみて
検査職へ配属を希望していましたが、研修をご担当頂いた方から推薦を頂き、生活雑貨品質コンサルティング部門へ配属となりました。最初はビックリしましたが、生活雑貨品質コンサルティングの仕事は当社の中でも特に幅広い商品の知識を得られ、場合によっては未発売の商品を一足早く知ることができるなど、仕事での役得も多いと感じています。他社も経験した先輩からは、これだけ多種多様な商品に携われるのはBMLフード・サイエンスだけの唯一無二の仕事だと聞き、そんな仕事に携われていることを誇りに思っています。
その後も飲食店向けコンサルの業務応援として、異物検査の窓口業務や検査をお手伝いしたり、大阪で飲食店の点検業務を行ったりと様々な経験をしましたが、当時の仕事で携わった人との面識が、今の仕事でも役に立っているので、当時どんな仕事でも積極的に取り組んで良かったなと感じています。
現在の仕事について
私の部門では大きく分けて化粧品と雑貨品の2つのカテゴリーを取り扱っています。
配属されて最初に覚え、今でも業務として行っているのは化粧品の表示チェック業務です。ファンデーションや、化粧水、BBクリームなど、お客さまからご依頼頂く商品毎に、その商品が関わる法令に照らして、「○○が治る」といった法令上表示してはいけない表現がされていないかをチェックしています。
実際の販売店舗に訪問して陳列状況のチェックを行うこともあります。雑貨品の店舗では、POPに法令上問題がある表現がされていないかということをはじめ、子供が手に触れる高さの棚に誤飲の恐れがある商品や刃物など危険なものが並べられていないか、陳列された洋服などの商品にほつれが無いかなどの確認をしています。
また、最近では工場監査も担当するようになり、化粧品や雑貨品を作っている工場にお伺いし、製造工程や記録帳票類のチェックを行うこともあります。
やりがいを感じたこと
ゲームやテーマパークなどの関連商品を扱うことも多いため、仕事で関わった商品がニュースで取り上げられたりすると自分の仕事の価値が実感できて嬉しく感じます。
それから、私が担当するお客さまからは「仕様の段階で問題がある表現が無いかチェックをしてもらうことで、後工程に行ってからの見直しや修正が減ってコストが削減できた」とのお言葉を頂くことができました。品質に関わる仕事はコストと捉えられることが多いので、コストが下がったというお言葉は特に嬉しかったですね。
今後やってみたいこと
最近取り組み始めた工場監査の経験を積み、力量を上げたいと思っています。現在、事業として雑貨品の工場コンサルには取り組めていないのですが、監査の経験を重ね、新規事業としてコンサル事業を作ることができればと思っています。
※内容は取材時のものです