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理化学検査

こんな課題・ご要望は
ございませんか

課題

1

食品の物性を確認したい

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2

食品等の安全性を確認したい

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3

法律に基づいた食品添加物か調べたい

課題

4

理化学検査の項目が適切か相談したい

各種理化学検査をご用意しております。
品質管理や商品開発にお役立てください。

食品には、味や見た目などの品質や保存を目的に食品添加物が利用されておりますが、
食品添加物は食品衛生法でその種類や使用量が規制されています。
使用が認められたものでも基準以上の使用は食品の安全性を脅かす行為となるため、禁止されており、
食品に含まれる食品添加物の定性、定量試験を行うことにより、食品衛生法の基準を満たす安全な食品であることの確認を行います。

試験項目のご案内

※左右にフリックしてご覧いただけます。
中項目名 項目名 検査日数 必要量
油脂  酸価 10 食品中油脂として20g以上
過酸化物価 10 食品中油脂として20g以上
食品添加物       BHA(ブチルヒドロキシアニソール) 10 100g
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン) 10 100g
TBHQ (tert-ブチルヒドロキノン) 10 100g
亜硝酸根 10 100g
安息香酸 10 100g
酸性タール系色素 10 100g
ソルビン酸 10 100g
その他理化学       pH 6 100g
水分活性 6 100g
揮発性塩基窒素 (VBN) 10 100g
可溶性固形分(Brix) 6 100g
食塩分 (Cl換算) 6 100g
滴定酸度 6 100g
ヒスタミン 10 100g
放射能 放射性セシウム(Cs-134+Cs-137) 3 100g
  • 検査日数については、営業日による標準の日数(目安)となります。ご依頼内容や検体数などによって納期は異なる場合がございますので、検査ご依頼時に確認をお願いいたします。
  • 上記項目以外にも検査可能な項目が多くございます。詳細につきましては、お問い合わせください。

特長

酸価・過酸化物価

油は劣化すると食品の風味などの品質の劣化につながります。また過度に酸化した油脂の摂取により下痢や嘔吐などの症状を起こす場合があります。酸価・過酸化物価は油の劣化度合いの指標となります。即席めん類や油菓子など規制値が定められている食品もあります。

酸価 : 油脂1グラム中に存在する遊離脂肪酸を中和するのに必要な水酸化カリウムのミリグラム数

過酸化物価 : 油脂1kg中の過酸化物によりヨウ化カリウムから遊離されるヨウ素量のミリ当量数

食品添加物(発色剤、保存料、着色料)

味や見た目などの品質や保存を目的に食品に使用される食品添加物は、食品衛生法でその種類や使用量が規制されています。使用が認められたものでも基準以上の使用は禁止されており、食品に含まれる食品添加物の定性、定量試験を行うことにより、食品衛生法の基準を満たす安全な食品であることの確認を行います。

pH

微生物が増殖する至適pHは微生物の種類によって異なり、大部分の腐敗菌はpH6.0~7.5の中性付近で良く増殖します。またpHは食品の腐敗により変化し、糖分が分解されると乳酸や酢酸などの有機酸が産生されてpHが低くなり、たんぱく質が分解されるとアミンやアンモニアが発生しpHが高くなります。pHを検査することで、食品の品質管理やクレーム調査に役立てることができます。

水分活性

食品中の水分は食品成分と結合した「結合水」と微生物が利用可能な「自由水」から成っています。水分活性は食品中の自由水の割合を表す数値で、一般的に水分活性が高いほど微生物が増殖しやすくなり、その食品の保存性は低下します。水分活性を検査することで、微生物がどのくらい増殖しやすいかを調べることができます。

可溶性固形分(Brix)

可溶性固形分(Brix)は、屈折計により光の屈折率を数値化したもので、水に溶けている固形物(糖など)の量が多ければ多いほど値は大きくなります。一般的に「糖度」とも呼ばれますが、屈折計で測定しているものは固形物の含有量に比例した光の屈折で、糖だけの量を計測して数値化しているわけではないことに注意が必要です。

滴定酸度

検体中の有機酸を定量し、各種有機酸の換算係数を乗じて算出します。使用する換算係数の有機酸の種類(酢酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸)を指定して頂く必要があります。使用する換算係数が分からない場合はご相談ください。

脂肪酸

炭素(C)の原子が鎖状につながった分子で、その鎖の一端に酸の性質を示すカルボキシル基(-COOH)と呼ばれる構造を持っているのが特徴です。当社では、各種脂肪酸の分析を行っております。
飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、n-3系脂肪酸(α-リノレン酸、エイコサトリエン酸、EPA、DHA)、n-6系脂肪酸(リノール酸、γ-リノレン酸、エイコサジエン酸、アラキドン酸)

●飽和脂肪酸
炭素鎖に二重結合あるいは三重結合を有しない(水素で飽和されている)脂肪酸のことで、肉類や乳製品に多く含まれている脂肪であり、常温で個体であることが多いです。
●不飽和脂肪酸
炭素鎖に1つ以上の不飽和の炭素結合をもつ脂肪酸です。不飽和脂肪酸のグループには人体に必要な必須脂肪酸が含まれます。
●トランス脂肪酸
構造中にトランス型の二重結合を持つ不飽和脂肪酸です。
マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングや、それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などに、トランス脂肪酸が含まれているものがあります。

ご利用の流れ

STEP 01

お問い合わせ

ホームページまたはお電話にてお問い合わせください。(お問い合わせフォーム

STEP 02

ご商談

ご希望のサービスや商品についてのご要望の確認、並びに現状の確認、当社のサービスのご説明等を実施します。

STEP 03

ご契約

商談内容に沿った最適なコンサルティングサービス、検査内容を提案させていただきます。

STEP 04

検体受付

検査試料を当社へ送付いただき、受付を行います。

STEP 05

検査実施

粉砕→(前処理)→サンプリング→測定

STEP 06

結果納品

結果をご報告(報告書の発行)

検査依頼書ダウンロードはこちら

ご依頼の事業所の検査依頼書をダウンロードしていただき、必要項目を記入のうえ、FAXにてお送りください。依頼に記載してある宛先住所へ検体とともにお送りください。ご不明点は 下記「当社サービスに関する依頼・お問い合わせ」よりお問い合わせください。

よくある質問

Q

検査の依頼方法を教えてください。

A

初めて当社へご依頼されるお客様におかれましては、まずは「お問い合わせフォーム」からお問い合わせください。
当社の担当者および専門スタッフよりご案内させていただきます。

Q

酸価・過酸化物価の検査では、どの位の検体量が必要ですか。

A

脂質が10%以上含まれる検査品を対象としています。油脂として20g以上検体送付してください。(油脂含有率10%の検体であれば200g、20%の検体であれば100g)
酸価・過酸化物価の検査は、前処理として「油脂抽出」が必要です。1回の油脂抽出は検査料金に含まれていますが1回で抽出できない場合は、別途抽出料金が発生致します。

Q

必要量が100gの場合、1袋(未開封)50gを2袋送れば良いですか?それとも、開封し100gとして送付した方が良いですか。

A

検査項目によって送付方法は異なります、詳しくは、当社担当者又はお問い合わせフォームからお問い合わせください。

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コンサルティング、認証取得支援・適合証明、検査サービスに関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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